不動産クラウドファンディングの配当金は源泉徴収を引いた金額が投資家様へ配当されています。その内訳は「所得税20％」+「復興特別所得税0.42％」の20.42％となります。
365日運用、年利8％の配当の案件に100万円出資した場合、年間の分配金は80,000円となります。そこから源泉徴収税額20.42％（16,336円）を引いた63,664円が手元に配当されます。
先に源泉徴収してくれているから申告する必要ないのではないか
基本的には確定申告は必要ありません。
それは雑所得20万円以下の給与所得者は確定申告不要というルールがあるからです！
源泉徴収前の金額となるため注意が必要です！
確定申告が必要となるケースとはどういった時なのでしょうか
①雑所得が20万円以上になる場合。
不動産クラウドファンディング以外にも副業による収入や金融取引などで得た雑所得が20万円以上になった場合には確定申告が必要です。
②元々確定申告が必要な場合。
言わずもがな確定申告が必要です。
■年収2,000万円以上の会社員
■医療控除等を受ける方
■青色申告者の方などです。
③課税所得金額が694万円以下の方
先ほど説明したように20.42％の源泉徴収を行い配当しております。個人に課される課税所得税率は694万円以下の場合税率が20％の設定になっており、多く払っているため確定申告することで払いすぎた所得税が還付されます。
課税される所得税額 | 税率 | 控除額 |
1,000円~1,949,000円 | 5％ | 0円 |
1,945,000円~3,299,000円 | 10％ | 97,500円 |
3,300,000円~6,949,000円 | 20％ | 427,500円 |
6,950,000円~8,999,000円 | 23％ | 636,000円 |
9,000,000円~17,999,000円 | 33％ | 1,536,000円 |
国税庁のホームページにも記載がございます。
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